2012年07月02日

猫好きは、『吸う!』


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妻は『猫吸い』を覚えた。


ある女性タレントが猫好きで、
『ネコすい』にはまっていると話していた。
飼いネコの匂いをかぐことを、
『猫吸い』と表現していたのだ。
彼女はとくに肉球の匂いが好きだとも。


妻はこの話を聞くと、
さっそく、試していた。
ケメの頭を、背中を、お腹を、そして、
肉球も。
さらに、口と鼻も。


しばらく、実験してから、
『ああ、このケモノ臭さがたまらないわ』
と、妻自身が悶絶している。
ケメは何をされているのかわからず、
きょとんとしている。
まあ、可愛いがられているには違いないので、
悪い気はしていない様子である。


それ以来、妻は毎日、『猫吸い』している。
ケメの口の周りに鼻をつけ、
『わあ〜、なまぐさ!』と言いながら、
楽しんでいる。


私も試してみた。
ケメの背中の匂いをかぐと、
今は梅雨の季節、
湿った土の匂いがした。



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2012年06月06日

飼い主の健康問題に警鐘を!


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ケメはよく私の膝に乗ってくる。
特に、寒い日などは膝の上でハコ座りして、
やがてそのまま頭を落として、
眠りに入ってしまうこともある。


そんなケメが私の膝の上で、
自分の目の前にあった私の腕を、
ペロペロと舐め始めたのだ。
犬が飼い主を舐めるのはよく見る光景で、
きっと信愛の情の表現だろう。
しかし、
猫にそんな感情がないことは、
ケメとの付き合いでわかっている。


ケメは、
執拗に私の腕、手首のあたりを舐めている。
猫の舌はザラザラとしている。
その舌でかなり力を込めて、舐め続けている。
それは、
ペロペロというような生やさしい擬音を超えて、
ベロベロから、やがて、
ザッザッザッとでもいった様子となった。


最初は私も、
『オイ、オイ、ケメ。なに舐めてんだよ。やめてくれよ』
などと言っていたのですが、
ケメのその狂気に満ちた動きに痛みを覚えてきた。
『ケメ、やめろ!』
ケメは、
しぶしぶ私の腕を舐めることを止めた。


それから、しばらくした、ある日。
今度は、
ケメは私の足のふくらはぎあたりを舐め始めた。
今度も、
やはり信愛の情を表すような舐め方ではない。
ザラザラとした舌を、
私のヒフにザッザッザッと押しつけてくる。
これは、間違いなく、
猫は自分自身の欲求に基づいて、
私の足を舐めているのだ。
その様子は、
野生動物が生きるために必要な塩分の補給をするために、
岩塩まじりの岩肌を舐めている光景を思い出させた。


ということは、
私の汗は何かしらの味や成分を猫に提供しているのだろうか。
甘いのか、塩ッぱいのか、
甘いのであれば私は糖尿であろうか、
塩ッぱいのであれば私は腎臓系の疾患であろうか。


私は自分の健康不安に取り付かれた。
例年、秋口に受診している健康診断を早めようか。
ケメは執拗に力強く、
私のふくらはぎをザッザッザッと舐め続けている。



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2012年05月21日

初めてのお医者さん(2)



ケメは口から流血して、
『やみよ犬猫病院』に入院した。
私と妻はケメを預けて、無言で帰宅した。
たかが猫のことなのに、
口の回りが血だらけになり、
キバが折れて飛び出した様子が、
あまりにも衝撃的だっただけに、
二人とも、深刻になってしまった。


自宅のリビングで腰を下ろしたが、
そわそわと落ち着かない。
小1時間過ぎた頃、電話がなった。
『こちらは、闇夜犬猫病院です』
『はい。お世話になります』
『ケメ太さん、お帰りになれまあ〜す』
女医さんの声は受話器が破裂しそうに響いた。
手術は無事終了したとのことだ。


『ケメ太さあ〜ん、どうぞお〜』
オヨヨ先生が奥に声をかけると、
看護婦さんに抱かれたケメが現れた。
口元はすっきりとしているようだが、
アゴの下から血が滴っている。
驚く私と妻に、オヨヨ先生は、
『歯石が膿んで歯が取れました。猫は歯がなくても大丈夫です。』
え、そうなんですか。
『ウミを出し切ってしまったほうがよいので、出血が止まるまで、このままにしておきます』
え、そうなんですかあ。

結局、麻酔をかけて、ケメの折れたキバを抜いただけの手術だったそうだ。
抗生物質を3日分もらって、帰宅となった。
出血もやがて止まり、ケメはケロリと元気になった。
口元もすっきりとして、人相も元に戻った。
写真のように、元気になりました。


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2011年11月05日

初めてのお医者さん

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ケメの口元のケガは、
一晩明けても、
出血のあとも生々しく、
相変わらず、
キバは折れて飛び出している。
(上写真参照。アゴが腫れあがって人相が変わっている)
妻と相談して、病院に連れて行くことにした。


我が家からさらに住宅街の奥深く、
小さな動物病院があった。
見た目は一般の住宅なのだが、
建物全体にツタが絡まりひときわ目を引く。
ツタの切れ目から看板がかろうじて読める。


『闇夜犬猫病院』


女医さんだった。
年齢は30歳から60歳くらい。
長い髪をひっつめにして、
顔の半分くらいの大きさの丸い眼鏡をかけている。
見た目は、
オコジョというか、テンというか、カワウソというか、
要するに、イタチに似ている。


「闇夜オヨヨですう」


頭のてっぺんから、声が出てきた。
獣医さんのあまりの存在感に、私も妻も言葉を失った。


オヨヨ先生は、問診票をちらりと見て、
「ケメちゃあ〜ん、出ておいでえ〜」
と、ゲージの奥でおびえているケメを引きずりだした。
ケメは初めての動物病院に、
大変、緊張していた。
ゲージから出るのも抵抗していたが、
先生は簡単に力ずくで引っ張り出した。



「あらららあ〜、大変ですねえ〜」
オヨヨ先生は、ケメの口元をみて、
指先で折れたキバを触り、
落ち着いて診断した。
ケメは怯えて、すくんでいた。
「お預かりして。手術になりま〜す」

続く


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2011年07月26日

真夏のケメとその他の猫(2)


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我が家の庭は近所の猫の集合場所となっている。
なぜか、
その犯人は私の妻だったのだ。



ケメを飼うようになってから、
すっかり猫好きになった妻は、
道行く猫を目ざとく見つけて、
猫なで声で声をかけ、
逃げない猫はたっぷりと撫ぜてあげ、
自宅に近ければ、すぐエサを提供しと、
すっかり、猫おばさんと化している。



以来、我が家に定住したブー子、
毎日3食我が家で食べるモモ、
1日1回やってくるマサトシ、
不定期にやってくるクロスケ、トマト、ミミ、シマオ……
我が家の縁台には、
エサ入れと水の容器が常設され、
ふとみると、数匹の猫が並んで食事をしたりしている。
ときには、鳩より大きい鳥がついばんでいたりする。



ほほえましい光景を楽しんでいるうちはいいのだが、
やはり、オス同士は必ず敵対するようで、
うなりあう大きな声がご近所に響き渡る。



う〜うう〜ふぎゃにゃあ〜にゃあ〜
にゃあ〜にゃぎゃらあ〜にゃにゃあ〜〜



そして、
ドタン、バリン、ドタドタドッスン!
ギャアアア〜〜〜!
そのうち、ご近所から苦情がくるな。



ある日の夜、ケメが外出から帰ってきた。
何事もなかったように、
丸くなって体をなめ始めたケメだったが、
なんと、口から激しく出血しているのだ。
しかも、キバが折れ、口の中から斜めに飛び出している。


続く。


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2010年10月04日

真夏のケメとその他の猫(1)

今年は春先から天候不順の日々が続いたと思ったら、
夏は歴史的な猛暑となっている。
昨年からほっておきっぱなしの我が家の庭は、
雑草が地面をおおいつくし、
勢いよく背を伸ばしている。


ああ、嫌だ、嫌だ。


私は我が家のシンプルな庭が大変気に入っているのだが、
夏の草むしりだけはやりたくない。
しかし、雑草を伸ばし放題にしては、
まるで廃屋のようで見栄えは悪いし、
蚊だらけになってしまう。
このままでは、ご近所トラブルの元だ。


ある朝、一念発起、
私は、庭に出て、草むしりを始める。
中腰での作業を続けていると、
すぐに腰が痛くなる。
顔を上げて、腰を伸ばしていると、
いつの間にか縁台に座ったケメと目が合う。


『オヤジ、何してんの?』
後ろ足で首筋を掻きながら、
さほど興味はなそうである。
私は力任せに雑草を引き抜き続ける。



『あんまり、俺のシマ荒らさないでくれよな』
強い陽を浴びて、暖かい敷石にごろりと横になる。


そこに現れた茶トラ猫一匹(写真参照。奥がケメ)
これは、ケメの鼻面に大きなキズをつけたと思われるモモだ。
我が家の庭をどうどうと歩いている。
ケメのほうがおびえているようである。
なにやら、不吉な予感が……。
しかし、これは、序章に過ぎなかったのだ。


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2010年04月25日

惨劇の夜


深夜1時を過ぎたころ、
私は自室でパソコンに向かい仕事をしていた。
住宅街にある我が家の周囲は静まり返っている。
そのとき、
あたりの静寂を破る一陣の風のような雄たけびが!


ふぎゃぎゃあぎゃあぎゃぎゃあ〜!


ガタンドスンバリバリドタ〜ン!


ケメかもしれない。
小1時間前に出かけていったきりだ。
庭に面した部屋の窓を開け、
ケメ、ケメ、ケメと呼んでみた。


庭の奥の暗闇から、
ざ、ざ、ざぁと音がして、
ケメが現れた。
出入りを終えて負傷した用心棒の素浪人の風情である。
座敷に倒れこんだ。


鼻筋にくっきりと切り傷が!
深い傷跡から、一筋の流血もある。

『ケメ、どうした? 大丈夫か?』
ケメは、弱々しく、シッポをふるばかり。
『誰にやられたんだ? モモか?』
ケメは大きな瞳に涙を浮かべ、しっかりとうなずいた。
ように、見えた。

嫌がるケメの鼻面を押さえて、
傷跡を拭いてやり、
様子をみることにした。

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2010年01月17日

蜜月時代、そして……、

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モモは毎日やってくる。
若いだけにケメより元気だ。
ケメの前後を走り回り、
我が家にも勝手に入ってくる。
アミ戸を破られ続けても困るので、
気づけば窓を開けて、
招き入れている始末。


遠慮もなしに、
ケメのエサを食べ、
水を飲み、
座布団に丸くなると、
あっという間にお昼寝に入り、
おいおい大丈夫なのかという心配をよそに、
我が家に泊っていくのかと思いきや、
深夜に暴れだし、帰っていく。


ケメも当初は弟分ができたと嬉しそうに見えたが、
家の中に堂々と入り込み、
自分のエサを遠慮なしに飲み食いし、
寝心地のよい布団の上を奪われる日々が続くに至って、
蜜月時代は終わりをつげたのだった。
そして……、

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2009年11月15日

弟分登場!




ある日の夕暮れ時、
私が自宅の座敷に足を踏み入れると、
一匹の猫と出くわした。
猫はぎょっとしている。


茶トラ猫であるが、ケメではない。
ケメよりずっと小柄である。
外から網戸越しにケメが覗いている。
やべ!親父にみつかっちまった。逃げろ。
と、ケメ。


小柄な茶トラ猫は、
網戸の下の部分の破れ目に頭を突っ込むと、
網戸を突破して逃げていった。
ケメも一緒に姿を消した。


それ以来、
モモ(桃太郎)は毎日現れて、
エサを食べて帰っていく。
もしかして、ミミの弟かなと思って、
モモと呼んでいる。

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2009年07月07日

ケメの居場所

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梅雨の晴れ間の蒸し暑い日、
私が布団を干して、
ふと見ると、
ベッドのすのこ板で涼をとっている。
まさに、すのこの活用。(写真上参照)


はたまた、雨が続き肌寒い日。
ケメはどこにいったかと探してみると、
押入れの奥にしまった冬用の掛け布団の中にすっぽり。
季節にとらわれぬ自由な発想で暖をとっている。
(写真下参照)

猫って、賢いのね。

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